有馬温泉〜(紅葉谷)〜極楽茶屋跡〜(石切道)〜住吉

2006年 1月9日

阪急宝塚駅からバスで有馬温泉下車(約40分)温泉や土産店の間を通り抜け六甲有馬ロープウェイ駅から「太陽と緑の道」の標識を見て林道を上る。
これが結構長い。先に駐車場があるので車が我が物顔で通り過ぎて行くのがあまりうれしくない。

紅葉谷に入るところでアイゼン装着。雪はそれ程多くはないが所々凍っている。
紅葉谷出合いを直進して七曲の滝へ。
途中滝見ツァーの大パーティとすれ違う。雪量にもよるが軽アイゼンがあれば手軽に氷瀑を見物出来るようで大団体が通過する。道は凍っているところもあるが難所は1ヶ所でロープあり。

七曲りの滝は有馬48滝を代表する滝だけあって裾広がりに何段にも曲がり氷結している。滝の途中何ヶ所か岩にぶつかり折れ曲がって水流が空中に飛び出す。マイナス温度が1週間ほど続くとその水が凍りついて氷瀑となる。
裾では50c以上の氷柱になってシャンデリアのような、ガラスの城のようなまさに自然の成せる氷の芸術。

滝上部も素晴らしく凍っている。
上はどうなっているのだろうか?

左に回り込んでガレ沢をよじ登って滝上部まで行ってみる。
あれほど豪快な氷瀑が・・・???何の変哲もないただの小さい流れ、このギャップ甚だしい事この上ない。
紅葉谷出合いまで戻り谷を上がる。百間滝分岐から大きく下る(白石谷出合いから上る道もある)
落差30mの百間滝は七曲の滝より巾は狭く、高さがある。水量が少ないか勢いが違うのか大きな氷柱にはなっていない。

すぐ先にある似位の滝、二つの滝よりは小さく繊細。細く小さく飛び散って凍っている様はガラスを散りばめたようだ。

大きく上り返して紅葉谷に戻るがこの上りが今日一番の上りだった。雪は少なく、10cほどで樹にも見られない。
滝が凍る気温とはうらはらに秋空のような高い空になり極楽茶屋跡のブナ林では暖かい眩しい日差しが降り注ぐ。
こういう時の雪って暖か〜い。雪の上で日向ぼっこというのも変かな?

凌雲台を過ぎ、みよし観音を右に見て石切道を下る。陽の当たるところはすっかり雪が溶けているが蔭の部分では雪が残り下は氷になりその上に薄く雪が残って最も滑りやすい状態になっている。

下りの途中で足首を骨折したと見られる人に遭遇、もう救助は要請したとのことでしばらくするとヘリが来て捜索している。居合わせた数人でザックカバーや上着など目立つ色のものを振って知らせる。事故現場には下りられないようでしばらく旋回の後、救助隊員が大きな袋を持って下から到着し、手際よくそれでいて優しく負傷者を介護しヘリに乗せるべくシートなどもテキパキと用意されていた。職業とは言えその手際よい対応に感動する。
1歩のミスで起こり得る事故、と気を引き締めてあとの下りはいつになく慎重になる。そういう事故に遭遇して山をやめようとは思わないかと問われたことがある。思わない、そんなだったらこれから事故に直面したことを周りの人に言わないでおこう・・・と。

夕焼け色に包まれて、やはり六甲山からはこの海を見なくっちゃ〜。
JR住吉駅までのアスファルト道は結構長い道のりだった。
コースタイム
有馬温泉 9:40→紅葉谷出合 10:42→七曲の滝→10:50→滝上部 11:04→百間滝 12:05→極楽茶屋跡 13:30⇔13:45→凌雲台 14:15→(この間約1時間ほどロスタイムあり)→JR住吉駅17:15